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みずき
書いている人
「20代の副業とキャリアを考えるブログ」というコンセプトのもと、情報を発信中。同世代のビジネスパーソンを応援しています。

都内の平凡な大学を卒業し、本業は人事コンサルの会社に勤務しています。社会人4年目の25歳です。

新卒1年目におすすめしたい至極の本12選【2021年版】

なやむ君

新社会人になったことだし、たくさん本を読んで自己成長を目指していきたいなあ。

こんなふうに考えている方も多くいるんじゃないかなと思います。

ただ、そんなに時間がたくさんあるわけでもないし、おすすめの本を何冊も紹介されては逆に多すぎて読む気が起こらないという人もいるのも事実かななんて思ったりもします。(新卒1年目の僕は実際そうでした。笑)

ですので、今回の記事では心の底から良書だと思える至極の本を「12冊」にまで絞ってご紹介します。なぜ12冊なのかというと、月1冊のペースであれば読書習慣がない方でもちょっと頑張れば読めるだろうという理由からです(笑)。

新卒3年目の僕が実際に読んできた100冊以上の本の中から厳選したおすすめの本のほか、あらゆる媒体を精査して導き出したおすすめの本を紹介していきます。

記事の後半では、本の選び方や、高い成果を出す人の本の読み方についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速みていきましょう!

目次

至極の12冊のおすすめ本

今回は新卒1年目のビジネスパーソンとして必要なマインドセットが学べるもの、コミュニケーション技術を身につけられるもの、今後のキャリアに関して見識を深めることができるものを中心に紹介しています。

今回ご紹介する12冊の本の一覧は下記の通りです。

  1. 7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー
  2. 内定者への手紙:北野唯我
  3. リクルートに会社を売った男が教える仕事で伸びる50のルール:松本淳
  4. ディズニーCEOが実践する10の原則:ロバート・アイガー
  5. 事実はなぜ人の意見を変えられないのか:ターリ シャーロット
  6. 嫌われる勇気:岸見一郎 古賀史健
  7. 独学大全:読書猿
  8. イシューからはじめよ:安宅和人
  9. BRAIN DRIVEN:青砥瑞人
  10. 2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史
  11. 「後回し」にしない技術:イ・ミンギュ
  12. ライフピボット:黒田悠介

それでは1冊ずつポイントを紹介していきます。

①7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー

1冊目は言わずと知れた名著中の名著です。新卒向けにおすすめ本を紹介している記事では、ほぼすべての記事で紹介されているような本ですね。20世紀に最も影響を与えたビジネス書としても有名で、販売部数は全世界で4000万部を超えています。

この本では、過去200年分のアメリカの文献を読み込んだコヴィー博士がまとめた、真の成功者となるための共通項を学ぶことができます。読み終える頃には、小手先のテクニックやスキルだけではない、人としての誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐など内面にある根本部分を学び鍛えることができると思います。

正直これを読んでいると読んでいないのとでは、これから待ち受けているであろう数々の壁との向き合い方や、その乗り越え方が大きく変わってくると断言できます。そのため社会人1年目のできるだけ早い時期に読むといいかもしれません。

個人的は「これまでの自分を変えたい、そのためにはどうしたらいいのか」をこの本から学ぶことができました。

ボリュームはありますが、じっくりと時間をかけながらでも一読してみることをおすすめします。

②内定者への手紙:北野唯我

「これを見れば、全部載っている」と言えるような、ビジネスの世界で本当に役立つ思考法のみが濃縮されている本です。

2021年に読んだ本のなかでは、個人的にトップクラスに良かった印象です。

著者は「転職の思考法」などのベストセラーでも有名な北野唯我氏で、「内定者への手紙」というタイトルはシリーズ全体の名称となっています。内定者への手紙シリーズは、2021年8月現在までに4冊発売されています。

この本はタイトルの通り、もともとは北野氏自身が執行役員を務める株式会社ワンキャリアの内定者のために書かれた本です。タイトルに“内定者”とありますが、正直20代のビジネスパーソンにも響きまくる内容が盛り沢山です。僕も社会人3年目の時に読みましたが、抜け落ちていた考え方などを数多くインプットすることができました。

一冊ずつの分量がちょうどよく、1時間ほどで読み終えることができるのも嬉しいポイントです。(4冊全部読むと、ちょうど普通の書籍1冊分くらいかなという感じです。)

さすがベストセラー作家と言わんばかりに、非常に文章が読みやすくスッと体に入ってくる感覚があります。そのため、読書が苦手な方のビジネス入門書としてもおすすめしたい本です。

内定者への手紙シリーズ一覧

4つのなかから気になるタイトルから読み始めてもOKですが、個人的にはシリーズ第1弾の『「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリスト』から読むのがおすすめです。

③リクルートに会社を売った男が教える仕事で伸びる50のルール:松本淳

著書の松本氏はタイトルの通り、2003年にジョブダイレクトを創業し、5年後の2008年にリクルートへ事業を売却した経験を持ちます。現在は、株式会社アースメディアの代表取締役CEOを務め、各種ソーシャルメディアではインフルエンサーとして高い影響力を誇っています。

そんな松本氏はこの本の中で、「想像」と「実行」の繰り返しが仕事と人生を切り拓いていくと説き、そのために必要な考え方を「50のルール」として展開していきます。

圧倒的な仕事力をつけたい、困難にめげないメンタルを鍛えたい、良質な人間関係の作りたい、未来への想像力を高めたいと考える人を強く後押ししてくれる1冊になっています。

うまく立ち行かなくなったときや、なぜかギクシャクしてしまうときにこの本を開くと、その時の自分にとって有益なヒントが得られるでしょう。まさに“メンター本”とも呼ぶにふさわしい良書です。

いわゆる自己啓発系の本ですが、非常に内容が濃く、ボリュームがあるので読み応えも抜群です。

④ディズニーCEOが実践する10の原則:ロバート・アイガー

筆者のロバート・アイガーは、ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・前CEOであり、今のディズニーの成功の立役者と呼ばれる偉大なお方。ロバート・アイガー氏は2019年のタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」にも選出されています。

この本は、一流大学出身でもなく、MBAホルダーでもないただのサラリーマンが、ディズニーのCEOにまで登り詰め、ディズニー急成長の立役者として活躍する姿が描かれています。ディズニーのCEOになるまでの過程で大切にしてきたことから多くの学びを得ることができます。

幾多の困難を実際に乗り越えてきたロバート・アイガー氏が語る、人間関係を構築するうえでのヒントやビジネスで成功を収めるための考え方には感嘆せざるを得ません。

もとは海外の本ですが翻訳が非常になめらかで、1つの物語としての完成度も非常に高いので、スイスイ読み進められます。こちらも読書が苦手でも読みやすいかと思います。

⑤事実はなぜ人の意見を変えられないのか:ターリ シャーロット

この本はロンドン大学教授のシャーロット博士が、心理学的見地から「なぜ人々の間で対立が発生するのか」を科学的に分析しています。

社会人として必要なコミュニケーションを学ぶにはこれ以上ない最適な本だと思います。この本は、多くの人が「こうすれば他人の考えや行動を変えることができる」と信じている方法が実は間違っていたということを、膨大な実験や神経科学のデータを用いて明らかにしていきます。

いくら正論をまき散らしたところで、なかなか人を動かすことはできません。では一体どうしたら相手と対立せずにスムーズに行動を促せるようになるのか、ということを僕はこの本を通して学びました。

社会人になれば、これまでの学生生活とは異なり、自分の苦手なタイプの人ともコミュニケーションを取らなくてはいけない場面が増えると思います。そうした場面で活用できる実践的な考え方やヒントがたくさん詰まっています。会社でより良い人間関係を作って、仕事に集中できる環境を作るためにも読んでおく価値が高い本かなと思います。

⑥嫌われる勇気:岸見一郎 古賀史健

2013年の発売以来、長く人気を獲得している「嫌われる勇気」。累計発行部数は200万部を突破しており、年間ベストセラーランキング(ビジネス)では史上初の7年連続トップ5入りを果たしています。

なんとあのホリエモンこと堀江貴文氏に「これを読めば僕の言いたいことが書いてある」と言わしめたほどの傑作です。

本書は、アドラー心理学をわかりやすくストーリー仕立てにした解説書で、哲学者と青年の対話形式でアドラー思想を解き明かしていきます。アドラー心理学を楽しく学びながら、今後の自分の人生観に役立つヒントを間違いなく得られると思います。

僕がこの本をはじめて読んだのはもう数年前ですが、そのときの衝撃は忘れられません。まだ読んだことがない人には、ぜひともこの衝撃を味わってもらいたいです。ストーリー仕立てなので、これまた読みやすいことも特徴です。

⑦独学大全:読書猿

個の時代と叫ばれて久しいですが、これからの時代は独学できる人とできない人では一層大きな差が生まれてくるでしょう。

自分に必要なスキルや知識を自分で見定め、そのための最短距離を自分で走ることができるという人こそがより重宝されるようになります。

そんなときに頼りなるのが、この独学大全です。独学初心者から上級者まで幅広いステージの方の役に立つ情報が約780ページにわたり掲載されており、まさに独学の百科事典。

独学におけるマインドや技法を正しく学ぶことができますし、独学で悩んだときに必要な箇所をピンポイントで読めるような構成にもなっているのが特徴的です。

いつまでも学び続け、自分を高めていきたいという強い思いを持つ人には心からおすすめしたい良書です。

⑧イシューから始めよ:安宅和人

この本は、データ分析にかかわるプロフェッショナルたちからも幅広く支持されるビジネス書です。その理由はさまざまな課題解決に活用できる思考法やアウトプットの手段が学べることにあると思います。

著者の安宅和人さんは、最近「シン・ニホン」の出版でも話題になった方で、現在はヤフーCSOや慶應義塾大学で教授を務められています。

この本の本質部分は、「解くべき問題」と、「解の質」の両方を高めていくことで価値の高い仕事ができるということです。また、最小のインプットで最大のアウトプットを出すためには、解き方ではなく、解くべき問題を見定める必要があるという考え方は、僕も社会人になってから日常で大いに活かせている考え方です。

社会人に必要なロジカルシンキングや問題解決能力の秘訣を学べる名著だと思います。

⑨BRAIN DRIVEN:青砥瑞人

著者の青砥瑞人氏は、DAncing EinsteinのCEOであり、神経科学者としても有名な方です。

その青砥氏が年に数回行っている超人気のセミナー「神経科学レクチャー」を書籍化したのがこの1冊です。ちなみに、このセミナーは毎回即日ソールドアウトしてます。

この本では、自分の脳の働きについて客観的に考えることができ、シンプルに面白かったです。「ああ、自分の言動ってこういう風にして起きているんだなあ。」ということを科学的根拠に沿って知ることができました。

モチベーション・ストレス・クリエイティビティなどについて、さまざまデータや知見を取り入れながら丁寧に書いてある良書だと思います。イラストも多く、難解な単語も噛み砕いて書かれているので読みやすいのも嬉しいポイントです。

科学的な側面から自分のパフォーマンスを高めるためのヒントがたくさん詰まっていますよ。

⑩2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史

著者の瀧本氏は京都大学客員准教授、エンジェル投資家として活動することに加え、教育者として次世代を担う若者の育成に注力してきた人物です。

京都大学で担当した「起業論」クラスは立ち見が出るほどの人気を博していたそうで、その熱き想いのこもった授業を京大生以外にも伝えるべく、2012年6月30日に東京大学の伊藤謝恩ホールで限定講義が行われました。本書はその伝説的な東大での講義を1冊にまとめた本になります。

講義をそのまま収録しているのでライブ感がこれでもかと伝わってきて、まるで実際に講義を受けているような感覚にさえ陥ります。学生とのやりとりや、質疑応答などもそのまま文章化されているんです。

瀧本氏は講義を通じて、これからの若者へ「自分たちで考え、決める」ことの重要性を語っています。まさにこれから社会人になる方にはぴったりの1冊です。若いうちに読んでおくときっと自分の中の意識や思考を変えてくれるはず。

実は瀧本氏は2019年に病のため夭逝しており、タイトルにある「2020年6月30日にまたここで会おう」は叶わずして、この世を去ってしまっています。僕は本を読んだ後に亡くなっていたことを知ったのでとても驚きました。

その瀧本氏が若者に残した熱い魂をぜひ感じて欲しいなと思います。

⑪「後回し」にしない技術:イ・ミンギュ

「わかっているのについつい後回しにしてしまう。そんな自分に嫌気がさしているのに、なかなか改善することができない・・・。」

こんな悩みを持っている人はごまんといるかもしれません。社会人になったからにはできるだけ時間は有効活用してきたいですよね。社会人は時間が命といっても過言ではありません。

この本は、ただ単に精神論にとどまらず心理学的アプローチから人間理解を深め、実践できる解決策を具体的に紹介してくれてる点が大きな特徴です。

ついつい何でも後回しにしがちな方は、なぜ自分がそれを後回しにしてしまうのかが分かるようになりますし、改善するためにはどういった考え方を持つべきなのかも見えてくるはずです。

もう社会人になったことだし「だらしない自分を変えたい!」と強く思っている方はぜひ手に取ってみてください。

⑫ライフピボット:黒田悠介

最後に紹介するのが黒田悠介氏のライフピボットです。2021年に出された最近の書籍ですが、発売されるやいなや、たちまち話題沸騰した1冊です。

これからの人生100年時代では、これまでのレールが敷かれた世界ではなく、あらゆる方位にライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きていくことが当たり前になります。

本書ではこのような生き方を「ライフピボット」と命名し、その実現のために、三つの蓄積・三つの行動原理・六つのアクションを用いながら具体的な実践手法に落とし込んで解説しています。

転職、起業、副業、リモートワークなどが今後さらに一般化する時代で、つねに自分らしい選択を続けられるような考え方や行動指針を学ぶことできる、これからの時代の指南書のような存在だと思います。

以上12冊が新卒1年目の皆さんにおすすめしたい選りすぐりの本たちです。ぜひ気になったものがあれば読んでみてくださいね。

新卒におすすめの本の選び方

ここからは、どのような基準で新卒の方が読むべき本を選んでいけばいいかを紹介していきます。限られた時間の中で、最大限価値のある読書をするためには、「選書」はとても重要な作業になってきます。

今回は、三谷宏治氏の「戦略読書」を参考に、新卒におすすめの本の選び方を紹介します。この本で三谷氏は、効率的な読書を行うためのフレームワークとして「読書ポートフォリオマトリクス(PPM)」という概念を提唱しています。

その読書ポートフォリオを図示したものがこちらです。

①ビジネス基礎は仕事界を支えるカメで、今関わっている仕事の基礎を固めるための読書領域になります。ポイントは、その領域での古典的大著を1〜2冊でいいので時間をかけてじっくりと読みこむことです。

②ビジネス応用は仕事界を跳びはねるウサギで、基礎を学んだあとに応用を学ぶための読書領域になります。ポイントは、基礎を固めたらその領域のなかで興味のあるテーマにぴょんぴょんと跳んでいくことです。基礎本の中で紹介されている関連本で興味を持ったものを読むのも効果的です。

③非ビジネス基礎は自然と人間界を翔るリュウで、今関わっているビジネスから離れた分野の読書領域になります。ポイントとして、三谷氏はとくに「SF・科学・歴史・プロフェッショナル」ネタの本を読むことをおすすめしています。

④非ビジネス新奇は新しい世界へ誘うトリで、自分にとって“新奇”な読書領域になります。ポイントは、月に1冊ほどはあえて普段は読まないような新しいチャレンジをし、自分を広げていくための努力をすることです。

この①〜④のジャンルをキャリア段階などに応じて、適切に配分していこうと解説しています。

いきなり「カメ」とか「ウサギ」という言葉が出てきて困惑した方もいるかもしれません。こちらの概念の詳細な解説や、三谷氏がおすすめしている具体的な本についてはぜひ本書で確認してみてください。

新卒1年目はビジネス系の本を100冊

読書ポートフォリオの考え方について説明しましたが、ズバリ新卒1年目のときはビジネス系の本を「100冊」読むことがおすすめです。

戦略読書のなかでは100冊の内訳として、①ビジネス基礎10冊、②ビジネス応用90冊と紹介されています。(週2冊という、なかなかのペースです。このビジネス系には今回ご紹介した12冊も入ってきます。)

選び方としては、まずは職場の上司や先輩に聞いて、基礎本を10冊選びます。あとは会社の本棚から借りたり、書店巡りやネット記事などから関連書を選んでいきます。

新卒1年目の期間は、その後の長い社会人生活をみてもとりわけ大事な期間です。その後の仕事への姿勢や思考が定まってくるからです。早い段階から読書習慣をつけられるように取り組んでいきましょう。

新卒2年目以降は非ビジネス系も取り入れる

周囲の同僚や仲間と同じような本ばかり読んでいたら、同じような知識やスキルしか身につかず、量産型のビジネスマンになりかねません。そのため、2年目以降はビジネス系と非ビジネスを1対1で読むことをおすすめします。

ビジネス系は「基礎」から「応用」へとシフトして、さらには自分でどんな本を読むのかを意思決定できるようにしていくことが大切です。

非ビジネス系では、「SF・科学・歴史・プロフェッショナル」ネタのものが初心者にはとっつきやすいです。食わず嫌いにならず、積極的にチャレンジしていくことで、新しい発見が生まれてくると思います。

本書では、非ビジネス系に関するおすすめ本もたくさん紹介されていますよ。

さらに、社会人5年目以降では「④ビジネス新奇」の領域を読み始めるのが効果的である、といった解説が続いていきます。

成果を出している人の本の読み方

本を読んだら、それをしっかりと活かしてビジネス世界でも役立てていきたいものですよね。次に、ビジネスで成果を出している人がどのように本を読んでいるのかも押さえておきましょう。

①短期間で一気にガーッと読む(多読)

当たり前かもしれませんが、本をたくさん読んでいる人の方が、ビジネスで成功しやすいです。実際に「読書量」と「年収」には相関関係があるというデータは多く発表されています。

ある調査では、日本の20代・30代のビジネスマンは、1ヵ月に平均0.26冊しか本を読んでいませんでしたが、30代で年収3000万円の人は、平均で9.88冊もの本を読んでいるというデータも報告されています。その差はなんと38倍です。

限られた時間の中でも、集中して多読できるような人がビジネスでは成果をあげやすいのは間違いないのかなと思います。

②短時間で集中してサッと読む(速読)

速読術を身につけている人の方が、ビジネスで良い結果を出したり、同様に年収が高いというデータもあったりします。

1冊全ては読まずに、読み始める前に重要部分を絞り込み、そこだけを集中的に読むという工夫をしてたくさんの本を読むという方法も効果的です。

また、本を読み始める前に、その本から自分が何を学びたいのかを明確にしておくことで、インプットの質とスピードの両方を高めていくことができます。

③幅広いジャンルに興味を持って読む(併読)

先ほどの戦略読書の部分でも少し触れましたが、あらゆるジャンルに興味を持ち、仕事とは直接関係のない本を読むことも大切です。

脳に刺激を与えるのと同時に、思考が凝り固まらないよう、読書習慣が身についてきたらあえて違うジャンルを読んでいくようにしましょう。

さまざまなジャンルから得た知識は、思いがけなかったところで点と点とがつながり、さらに自分を成長をドライブさせてくれるようになります。また、知的好奇心やアイデアもどんどん湧きやすくなっていくはずです。

より効率的に本を読むための方法

最後に、より効率的に読書をするためのおすすめの方法についてもご紹介します。ぜひ自分の読書習慣を身につけるための“武器”として取り入れてみてください。

Flier(フライヤー)

Flier」は月額定額制で本の要約を読むことができるサービスです。1冊10分ほどで読むことができるため、スキマ時間の有効活用にもぴったりなサービスです。

話題のビジネス書はもちろん、古典的な名著までをも短時間で読むことができ、現在は2000冊以上の要約を読むことができます。

各分野に精通したライターが要約を作成し、出版社/著者の許可を得たものだけを配信しているため、クオリティも高いことが嬉しいポイントです。

まずは質より量を意識してインプットしていきたいと考える人には、かなり使い勝手の良いサービスです。7日間の無料キャンペーンも実施しているので、まだ使ったことのない方はぜひ試してみてください。

\ はじめの7日間は無料!/

Kindle unlimited

Kindle Unlimitedとは、Amazonから提供されている本(電子書籍)の読み放題サービスのことです。

わずか月額980円(税込)で200万冊以上の本のなかから、好きな本を好きなだけ読むことができます。毎月1日にラインナップが追加されるため、新着本を探すのも楽しく、飽きずに読書週間を身につけることができますよ。

電子タブレットやスマホなどの好きな端末で読むことができ、初めて利用する場合は30日間の無料体験も可能です。

今回ご紹介した12冊の中にも、Kindle Unlimitedの対象となっていて無料で読めるものもあります。毎月1冊以上本を読めば、だいたい元が取れるのでかなりお買い得です。

\ 30日間無料! /

まとめ:新卒から読書週間を身につけよう

今回は新卒1年目におすすめしたい至極の本12冊や本の選び方についてご紹介しました。

おすすめの本12冊について、再度まとめておきます。

  1. 7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー
  2. 内定者への手紙:北野唯我
  3. リクルートに会社を売った男が教える仕事で伸びる50のルール:松本淳
  4. ディズニーCEOが実践する10の原則:ロバート・アイガー
  5. 事実はなぜ人の意見を変えられないのか:ターリ シャーロット
  6. 嫌われる勇気:岸見一郎 古賀史健
  7. 独学大全:読書猿
  8. イシューからはじめよ:安宅和人
  9. BRAIN DRIVEN:青砥瑞人
  10. 2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史
  11. 「後回し」にしない技術:イ・ミンギュ
  12. ライフピボット:黒田悠介

新卒1年目にどのような本を、どれぐらい読めるかで今後のビジネスパーソンとしての可能性は大きく変わってくることでしょう。

早くから読書週間を身につけて、変化の早いビジネス世界で戦っていくことができる知識やスキルをたくさん身につけていきましょう!

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