転職活動に「キャリトレ」を使ってみたいんだけど、使用感とか評判とかってどうなんだろう? ぶっちゃけ使う価値あるのかな?
今期はこうした疑問を解決していきます。
若手社員向けの転職サイトとして注目度の高まっている「キャリトレ」。今回は実際にキャリトレを使用して転職活動を行ってみたのでその全貌を公開していきます。
1ユーザー目線からキャリトレについて細かく解説していきますので、これからキャリトレで転職活動をしたいと考えている方にとってお役立ていただけるかなと思います。
そもそも「キャリトレ」とは?
キャリトレの特徴
まずは、キャリトレの基本的な情報や特徴についてみていきましょう。
【運営会社】・・・株式会社ビズリーチ
【サービス開始】・・・2014年
【利用料金】・・・無料
【登録者数】・・・54万人(2019年5月時点)
【掲載求人数】・・・261,000件以上(2019年5月時点)
【累計利用企業数】・・・6,600社以上(2019年5月時点)
【主な特徴】・・・キャリトレは、キャリア形成に前向きな20代のための転職サイト。転職サイトのなかでは後発でありながらも多くの登録者を獲得している。希望の求人案件をAIがおすすめしてくれる機能や、複数のスカウト機能などが特徴。
持株会社のビジョナル株式会社が東京証券取引所マザーズに上場していることも特徴の1つです。運営母体が安定しているため、安心してサービスを利用することができます。
キャリトレでは、レコメンドされる求人情報に対して「興味がある/興味がない」を選択し、企業側とマッチングすると企業と直接やり取りをすることができるような仕組みです。
それに加えて、企業から直接スカウトが届くことも多く、それに応じることで転職活動を進めていくことも可能となっています。基本的にスカウト型の転職サイトですが、自分から興味のある求人に応募することもできます。
キャリトレのここがすごい!
キャリトレが人気の理由は後ほど細かく解説しますが、先に「キャリトレのここがすごい!」というポイントを3つお伝えします。
キャリトレには他の転職サイトにはあまり見られない独自コンテンツやユニークな機能がたくさんあるんですよ。
ラランドとYouTubeでコラボ
お笑い芸人のラランドと「はじめての転職チャンネル」というYoutubeチャンネルを運営しており、転職に役立つ知識や考え方を動画で発信しています。
内容もしっかりと作りこまれているので、非常に勉強になるコンテンツばかりです。「お笑い芸人×Youtube」というコンテンツなので、楽しく気楽に見ることができるのが嬉しいポイントですね。
合格可能性が事前に分かる!?
キャリトレでは、履歴書や希望条件などの情報を基に書類選考に合格する可能性をS・A・B・C・Dの5段階で診断をしてくれます。
「応募前にしっかりと対策してから応募をしたい」「自分で求人へ応募するまでではないけど、求人には興味がある」といった場合などに活用したい便利な機能です。
診断の結果は企業側には伝わらないので、安心して使うことができますよ。
尚、合格診断はアプリ版のみに実装されている機能になります。
Twitterでお悩み相談
キャリトレが運営する公式アカウント、キャリトレくん(@CareerTrekCom)は、匿名のキャリア相談に応じてくれたり、日々お役立ち情報を発信してくれています。
気になる方はぜひフォローしてみてください!
キャリトレが選ばれる人気の理由についても後述しているので、ぜひチェックしてくださいね。
キャリトレとビズリーチの違い
株式会社ビズリーチでは、社名にもなっている「ビズリーチ」という転職サイトも運営しています。キャリトレとビズリーチの違いについても事前によく理解しておきましょう。
対象ユーザー | 20代の若手社員 | 経験のあるハイクラス人材 |
転職後想定年収 | 300万円〜 | 600万円〜 |
登録者数 | 54万人 (2019年5月時点) | 151万人 (2021年1月時点) |
登録審査 | なし | あり |
料金 | 無料 | ¥2,980/月〜 (無料期間あり) |
20代の若手社員の方でもビズリーチに登録できないわけではないですが、20代の若手社員ににやはりキャリトレがおすすめです。
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キャリトレが選ばれている4つの理由
転職サイトとしては後発組ながら、ここまでキャリトレが人気となっている理由についてみていきましょう。ここでは実際に僕が使用していいなと感じた部分についてもセットで紹介していきます。
キャリトレの人気の理由には大きく次の4つがあります。
- 高精度のAIが求人をレコメンドしてくれる
- “イマドキ”な若手社員にドンピシャである
- スキマ時間でも便利に活用できる
- 内定に近いプラチナスカウトがもらえる
細かく1つずつみていきましょう!
①高精度のAIが求人をレコメンドしてくれる
人気の理由の筆頭として挙げられるのが、AIが自分に理想に近い求人をレコメンドしてくれるということ。
転職サービスでAIを活用したレコメンド機能やマッチング機能を持つサービスはまだ数えるほどで、AIを搭載した転職サービスのなかではトップランナー的な存在とも言えます。
AIであるため、使えば使うほど精度が向上して次第にあなたに合った転職サイトへ成長していくことも他のサービスと一線を画しているポイントです。
下記は実際のキャリトレの画面ですが、このように自分の希望に沿う求人を少しずつ学習してくれます。
AIレコメンド機能により、自分が知らなかったけど自分が活躍できる可能性のある会社を知れることはキャリアの可能性を大きく広げてくれます。
転職初心者にはかなり重要なポイントです。
きっとあなたも「こんな良さそうな会社あったんだ!」と思わず感じるはずです。
②“イマドキ”な若手社員にドンピシャである
キャリトレが人気の理由の2つ目は、「受け身でOKかつ、自分に合った企業からオファーがくる」からです。転職活動もスマートにやりたいというイマドキの若手社員には、そりゃあウケるわけです。
実際にキャリトレが行った調査結果によると、20代の40%以上は企業からのスカウトをきっかけに転職活動をしたいと考えていて、自ら応募して転職活動を行いたいという人はその半分以下にとどまっています。
ちなみに6割以上の方がスカウトかリファーラルで転職活動を進めたいという結果に…!
あまりガツガツせず、でもしっかりと自分にあった良い企業に転職したいという若手社員なサービスがキャリトレです。キャリトレで転職活動もスマートに進めちゃいましょう。
③スキマ時間でも便利に活用できる
キャリトレには専用のアプリがあり、これがかなり使いやすいです。
キャリトレは、そもそもスマホを使い慣れている20代の若手社員がメインターゲットとなっているため、スマホでの操作性にはかなり力を注いでいます。
アプリでは、求人のチェックから企業担当者とのメッセージのやり取りまでを簡単に行うことができますよ。アプリを活用してちょっとしたスキマ時間にも転職活動を進められるのは、非常にありがたいポイントです。
実際のスマホアプリの画面は以下のようになっています。他のアプリと比較してもデザイン性が高くて使いやすいですよ。
もちろんコンテンツも豊富に揃っています!
④内定が近いプラチナスカウトがもらえる
キャリトレでは企業からのスカウトをもらうことが多くあります。そのスカウトには、通常のスカウトとプラチナスカウトの2種類のスカウトがあります。
下記の画像はキャリトレを登録した日に届いた実際のメールですが、僕のもとにもわずか1時間ほどで10通以上の通常スカウトやプラチナスカウトが届きました。
スカウトは結構バンバン届きます(笑)
通常のスカウトは説明会の案内やMeetupへの招待などがメインであることが多いですが、プラチナスカウトは企業担当者があなたのプロフィールを見てぜひ会いたいと思った場合に送られる特別なスカウトとなっています。
プラチナスカウトは「面談確約」などといった特別なスカウトであることが多く、書類選考が不要でそのまま面談/面接のフローに移っていくことができます。
このプラチナスカウトを活用することで、転職活動を効率よく進めていくことができます。通常のスカウトよりも内定に近いレアなスカウトのため、受け取った場合は積極的に活用していきましょう。
※アプリでは「プラチナスカウト」が「スカウト」に名称変更されました。ただし機能に変更はありません。ブラウザーでは「プラチナスカウト」で名称、機能ともに変更はありません。
以上が、今キャリトレが選ばれている4つの理由です。
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キャリトレの評判や口コミまとめ
ここからはキャリトレの評判や口コミについてみていきましょう。
良い評判や口コミだけではなく、悪い評判や口コミについてもみていきたいと思います。
良い評判や口コミ
良い評判や口コミ①:面接/面談確約スカウトが受け取れる
先ほどご紹介したプラチナスカウトによる面接/面談確約が多いことは、やはりユーザーからの支持も高いようです。有名企業からのプラチナスカウトも少なくありませんよ。
プラチナスカウトをもらうと転職活動のモチベーションアップにもつながります…!
良い評判や口コミ②:中小企業やベンチャー企業からのスカウトが多い
実はキャリトレに登録している企業のうち、約70%が従業員数が300名未満の企業(2018年9月時点)です。そのため、中小企業やベンチャー企業からのスカウトを多く受け取ることができます。
実際にベンチャー企業からのスカウト量の多さを実感するユーザーも多いようです。
成長中ベンチャーの登録数はかなり多い印象ですね。中小・ベンチャー企業には未経験可の求人も多いのも嬉しいです。
悪い評判や口コミ
悪い評判や口コミ①:地方の求人が少ない
キャリトレに掲載している企業の約85%が関東圏の企業(2018年9月)のため、地方企業に転職したいと考えている方にはあまり向いていません。
実際にレビューでも、
・東京都の求人しか扱わないのか、地方の求人はありません。
・求人は関東圏で応募資格大卒以上のものが多いです。
という声が上がっていました。
悪い評判や口コミ②:スカウトメールが多すぎる
嬉しい悲鳴にも聞こえますが、なかにはスカウトメールが多すぎてうっとうしいという意見も。
こちらも実際に、
・キャリトレメールめっちゃ来るんだけど、勘弁してくれ。
・とりあえずキャリトレ登録してみたけどメールうるせーな笑
という声が見られました。
通知がうるさいと感じた場合は、スカウト受け取り時の通知設定を変更することで対処できますよ。
キャリトレを活用した転職活動の流れ
キャリトレでの転職活動の具体的な流れについてもみていきましょう。
時系列で解説をしていきますので、よりキャリトレの活用イメージが湧くかなと思います。
まずはキャリトレの会員登録からスタートです。会員登録後はプロフィールをしっかりと入力しましょう。
キャリトレのプロフィールは、「履歴書」「職務経歴書」にあたるものです。プロフィールを充実させることで、企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取りやすくなります。
ちなみに「経歴詳細」項目に380文字以上入力するとスカウトを受け取る確率がアップするそうですよ! (参考:キャリトレ使い方ガイド)
あなたの志向に沿った求人が毎日10件ずつピックアップされるので、「興味ある/ない」を振り分けていきます。
前述したように振り分ければ振り分けるほどAIの精度は高まっていくので、ぜひコツコツ振り分け作業を行っていきましょう。
興味があると振り分けた場合は、企業側に通知が届く仕組みです。企業側も同様にあなたに興味を持てば、スカウトが送られてきます。
自分の興味ある/ないに関わらず、プラチナスカウトや通常のスカウトがたくさん届くはずです。気になるスカウトには積極的に返信して、転職活動を進めていきましょう。
ちなみに、自分が「興味がある」をした求人からスカウトがあった場合は以下のようなお知らせが表示されます。
スカウトメールに返信をすることで、企業とのやり取りをスタートさせることができます。企業とのメッセージはLINEのような感じで簡単に行うことができます。
日程調整などができたら、いよいよ面接/面談へと進んでいきます。
企業担当者も忙しいなか、時間を割いて面接の時間を作ってくれていることをくれぐれも忘れずに!
以上が、キャリトレを活用した転職活動のおおまかな全体の流れとなります。
スカウト以外にも、気になる求人には自分から応募することも可能になっているので、興味関心が高い企業へは自分からアプローチも検討してみてください。
キャリトレを使うときに覚えておきたいこと
キャリトレをよりよく活用していくために、会員登録する前に覚えておきたいことを紹介します。事前に知っておくとキャリトレがさらに使いやすくなると思うので、ぜひ覚えておいてくださいね。
キャリトレは転職エージェントではない
キャリトレは転職サイトであり、転職エージェントではありません。
転職エージェントではないため、担当者による職務経歴書の書き方や面接対策などのサポートはありませんが、その分自分のペースで柔軟に転職活動を進めていくことができます。
エージェントではないために、企業に応募する前までは営業電話がかかってくることもありませんよ。
実際に僕のもとにも営業電話は1回もかかってきていません。
ヘッドハンターの存在を知っておこう
キャリトレ自体は転職エージェントではないものの、キャリトレ内で転職エージェント(=ヘッドハンター)からスカウトが届くことがあります。
キャリトレには多数の転職エージェント(=ヘッドハンター)が登録しており、あなたのプロフィールを見てスカウトを送ってきてくれます。
よくあるケースは、「株式会社〇〇担当のヘッドハンターからプラチナスカウトが届きました」というものです。実際に届くスカウトメールは下記のようなものです。
これは転職エージェント(=ヘッドハンター)が保有している企業に応募してみませんか?という趣旨のメールになっており、それに応じるとその転職エージェント(=ヘッドハンター)を経由して転職活動を進めることができるという形になります。
この場合は担当者がつくことになるので、転職におけるさまざまなアドバイスを受けられるようになります。キャリトレ経由で他の転職エージェントに登録したような格好です。
ちなみにキャリトレに登録されている転職エージェント(=ヘッドハンター) のなかには、あまり聞きなじみのない会社も多いので、スカウトをもらった際にはよく吟味してみるのが良いかもしれません。
※ヘッドハンターとは、企業の採用支援を請け負っている転職のプロフェッショナルのことです。 企業紹介をしてもらえることはもちろん、転職相談や職務経歴書の記述アドバイスなども行っています。 初めての転職など、疑問点や不安がある場合は積極的にヘッドハンターに相談してみましょう。
キャリトレはこんな人におすすめ
最後に、キャリトレはどんな人におすすめなのかを解説していきます。
冒頭でお伝えした通り、20代の成長志向の高い若手社員におすすめというのは間違いないのですが、ここではもう少し細かく見ていきたいと思います。
結論としては、以下の3つの特徴のどれかに当てはまる人はキャリトレを有効活用できるのではないかと考えています。
- なんとなく転職の情報収集を始めたいなと考えている方
- 忙しくて転職活動の時間がなかなか取れない方
- ネームバリューよりもスキルや経験を身に付けたい方
こちらも1つずつ解説していきます。
①なんとなく転職の情報収集を始めたいなと考えている方
キャリトレはスカウト型の転職サイトなので、転職意思がなくてもフランクに活用してOKです。転職意思がなくともキャリトレを活用してみると、以下のようなことが得られるのでメリットは大きいはずですよ。
- 市場にはどんな求人が出回っているのかが分かる
- スカウトによって自分の市場価値が分かる
- 今後の転職に向けて今の仕事の取り組み方を見直す機会になる
キャリアの視野を広げるという意味で登録してみてもいいでしょう。
②忙しくて転職活動の時間がなかなか取れない方
普段の仕事が忙しくて自分から積極的に求人を探す時間が取れない人でも、キャリトレなら会員登録をしてプロフィールを入力するだけで質の高いスカウトが届きます。
さらに、毎日自分にあった企業もピックアップされるので、スキマ時間で転職活動を進めていくことも可能です。
ひょっとしたら、忙しい方にこそキャリトレの良さはより実感していただけるかもしれません。
③ネームバリューよりもスキルや経験を身に付けたい方
前述したように、キャリトレには中小企業やベンチャー企業が多く登録しています。
中小企業やベンチャー企業では大手企業と比較して裁量権が大きいことが多く、自分自身のスキルや経験をより幅広く、かつより早いスピード感で積める傾向にあります。
若いうちはネームバリューよりもとにかくスキルや経験をたくさん積みたい方には、間違いなくキャリトレはハマります。
まとめ:キャリトレでフランクに転職活動を始めよう!
今の時代、いつかは転職しようと考えている人のほうが圧倒的に多いと思います。
僕も実際に転職活動を行ってみて気づいたのですが、本格的に転職をしたいと考えていなくとも、企業と面接や面談を行うのは非常に良い経験になります。
僕の場合は「なるほど、転職活動の面接ではこういうことを聞かれるんだな」ということを知れたのが大きかったです。だからこそ、今後の転職活動でそういった質問に上手く答えられるように意識して仕事をしていこうという考えを持つことができました。
言うなら、これは市場価値を高めるための働き方が分かるようになるということです。こうした考えを得るためにキャリトレを活用するということも非常に有効だと感じています。
ぜひキャリトレを活用してあなたの今後のキャリアを切り拓いていきましょう!
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