Webライティングの副業で稼ぐことができたらなあ・・・
副業に取り組む人が増えるなかで、こんな風に考えている方も多いことでしょう。
実はWebライティング(Webライター)は、ポイントをしっかりと押さえることができれば初心者でも稼ぎやすい副業なんです。実際に、Webライターとして活動した経験がない初心者の方でも、月3〜5万円程度であれば無理なく稼いでいる人も多くいます。
もし、あなたもこれからWebライターとして副業を始め、毎月数万円の副収入を作りたいと考えているなら、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
0からWebライターとして稼いでいくためのロードマップを解説しているので、Webライターとして活躍できるようになるはずです!
Webライティングの仕事について
Webライティング(Webライター)の仕事は、端的に言えばインターネットの記事を書く仕事です。
企業のWeb担当者として記事を執筆したり、ブログを通じて自分で記事を書いたり、企業から案件を受注して記事を書いたりと、いくつかのパターンが挙げられます。
Webライティングの仕事には、ユーザーが得たい情報を簡潔に分かりやすくまとめることと、SEOで上位表示を獲得するためのテクニックを両立させることが求められます。
また、画像や見出しを工夫し読みやすい記事にすることや、さまざまなデバイスでの見え方に配慮することなども重要な要素です。
副業としてWebライティングの仕事を行う場合には、クラウドソーシングサイトに登録して案件を受注するというのが鉄板の流れになっています。
ちなみに、Webライティングの副業におすすめのクラウドソーシングサイトは「クラウドワークス」です。国内最大規模で初心者でも取り組める案件が多数掲載されていますよ。
クラウドソーシングサイトで案件を獲得するイメージを図式化したものがこちら。
副業にWebライティングがおすすめの理由
注目度の高まるWebライティングの副業ですが、Webライティングを副業として取り組むべき理由は以下の3つです。
- 時間や場所にとらわれずに働ける
- 取り組んだ分、確実に報酬を得られる
- 一定のニーズが担保されている
①時間や場所にとらわれずに働ける
Webライティングの仕事は基本的にPCが1台あれば完結します。
そのため、定められた納期を守れば、自分の好きな時間や場所で作業を行うことができます。時間や場所に拘束されることなく、ストレスフリーな働き方を実現することができるのは大きな魅力ですよね。
また、初期投資があまり必要ないので、手軽に始められるのことも嬉しいポイントですね。
②取り組んだ分、確実に報酬を得られる
求められた成果物を納品をすることができれば、その分の報酬を確実に得られるということも重要な点です。
最近は副業として、個人ブログやYouTubeに取り組む方も多いですが、これらは実際に投資した時間が報酬に見合わないというケースが非常に多いです。「こんなに頑張ったのに全く成果が得られなかった・・・」という方がほとんどです。
しかしながら、Webライティングは仕事に真摯に取り組み、着実に成果を上げれば、それに見合う対価を貰うことができます。
たしかにYouTubeのような派手こそ無いかもしれませんが、堅実にコツコツと自分の収入やスキルを高めていくためには、申し分ない副業なのです。
③一定のニーズが担保されている
SNSや動画、音声技術などがどれだけ発達しても、あらゆる情報源としてテキスト(文字)がなくなることはありません。そのため、文字を書くという仕事(=Webライター)はどんな時代にも一定のニーズは必ず存在する仕事です。
また、近年はインターネットでの集客が一般化したことでWeb施策に注力する企業が増加しており、今後も企業からのWebライティングに対するニーズは高まる一方でしょう。
とりわけ、高度なSEOスキルを持ち合わせたWebライターなど、+αの能力を持っている人材はより重宝されるようになるかもしれませんね。
Webライティングの副業を始める前に
続いて、Webライティングの副業を始める前に押さえておきたい3つポイントについてご紹介します。
- PCやネット環境を整備する
- ライティングに関する知識をつける
- ブログを立ち上げて練習する
①PCやネット環境を整備する
スムーズにWebライティングの仕事を行っていくためには、ある程度のスペックのPCやネット環境が揃えておくことが大切です。
Webライティングの場合、PCの操作スピードがそのまま業務効率へとつながってきます。表示速度が少し遅かったりするだけでも、それが積み重なると大きなタイムロスになってしまいますよね。
もちろん既に所有しているもので不自由なく使用できているならば、新たに購入する必要はありません。OSはWindows、Macのどちらでも業務に支障はきたしませんので、使い慣れている方を活用するようにしてください。
心機一転、これから頑張っていくためのモチベーションを高めるために新しいPCを購入するのもおすすめですよ。
②ライティングに関する知識をつける
「Webライティングの副業で稼ぐ」ことが、どういうことなのかを事前にインプットしておく重要度は高いです。
Webライティングで稼ぐための全体像を掴み、イメージを膨らませることで自分のモチベーションにも繋がります。
初心者の方におすすめの書籍が以下の3冊です。
未経験から稼げる「書く副業」のはじめ方
副業でWebライティングを始める方向けに特化した本で、「堅実に副収入を獲得する」ことを最優先事項としてまとめています。どの本にするか迷ったら、まずは個の1冊をおすすめします。
1文字1円を10円に上げる 書く副業
Webライティングでより多く稼ぐために必要な「単価」を上げるノウハウをまとめた1冊です。すぐに使えるテンプレ集が付録でついています。
沈黙のWebライティング
「Webライティング」を体系的に学べる本です。こちらも入門書としては確実に押さえておきたい1冊です。Webライターとして稼いでいくためのベーススキルを身につけることができます。
ある程度のインプットが終わったら、あとは実践とインプットを反復していくのみです。全ての知識を身につけてから、仕事を受注しようとするのではなく、あくまでも実践を通じてスキルを高めていくことが大切です。
③ブログを立ち上げて練習する
マストではなくてもOKですが、ブログを開設して文章力を高めていくこともおすすめです。
本でインプットすることも重要ですが、やはり実際に手を動かして文章を書くことでより早くスキルアップできるようになるでしょう。
自分のブログはポートフォリオとしてクラウドソーシングサイトに登録することもできるので、仕事を受注するときの自己アピール要素にもなります。
「差別化要素を作りたい!」「文字単価の高い文章を受注したい!」という方は、ぜひブログにもチャレンジしてみてくださいね。
Webライティングの副業で稼ぐ5つのステップ
ここからは、Webライティングの副業で稼いでいくためのステップについてご紹介します。
初心者の方でも、以下の流れでWebライティングの副業に取り組めば成果を出せるようになるはずです。
- クラウドワークスサイトに登録する
- プロフィールを充実させる
- 仕事を探して受注する
- 文字単価の相場を知る
- 文字単価アップの依頼をする
STEP①:クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトは、前述したように「仕事を依頼したい側(企業)と、依頼を受けたい側(個人)」をマッチングさせるサービスのことです。
指定された納期までに記事を書き上げ、その成果に対して報酬が支払われるという仕組みです。
おすすめのクラウドワークスサイトは以下の2つです。どちらも無料で登録できるので、事前にサクッと登録しておきましょう。
STEP②:プロフィールを充実させる
クラウドソーシングサイトに登録できたら、あなたのプロフィールを登録していきましょう。
プロフィールを充実させると仕事のマッチング率が高まりますし、依頼者側(企業)にも安心感を与えることができ契約率も向上します。
以下では、クラウドワークスを例にしてプロフィールの編集操作をご紹介します。
ログイン後、ホーム画面の右上から「プロフィール編集」を選択します。
その後、各種情報を登録することができる画面に遷移するので、1つずつ情報を入力していきます。
入力できる項目の情報を記入すれば、完了です。いきなりは難しいかもしれませんが、いずれはプロフィール充実度が100%になるように、定期的に情報を更新していきましょう。
STEP③:仕事を探して受注する
こちらもクラウドワークスを例にして説明します。
クラウドワークスでは、簡単なアンケート結果をもとにあなたに最適な仕事がレコメンドされる「オススメの仕事」と、自分で好きな仕事を探すことができる「仕事を探す」という2つの方法で、仕事を探していくことができます。
今回は、自分で「仕事を探す」場合の操作方法についてご紹介します。
ホーム画面の左上にある「仕事を探す」から、ライティング・記事作成」を選択し、「記事・Webコンテンツ作成」をクリックするだけで募集中の仕事が一覧で表示されます。(もちろん、他の種類の仕事でもOK!)
あとは自分で取り組んでみたい仕事を選び、実際に応募をしてみましょう。
その後、条件面などの確認を行い、無事に契約することができればWebライターとしての副業を始めることができます。
STEP④:文字単価の相場を知る
ランク | ライター歴 | 文字単価 | 概要 |
---|---|---|---|
上級者ライター | 24ヶ月〜 | 2.0円〜3.0円 | 高い専門知識や豊富な 経験を有する記事 |
中級者ライター | 12ヶ月〜 | 1.5円〜2.0円 | やや高い専門知識や 経験を有する記事 |
脱初心者ライター | 6ヶ月〜 | 0.8円〜1.5円 | 企業依頼の記事 |
初心者ライター | 〜6ヶ月 | 0.1円〜0.8円 | 個人依頼の記事 初心者可の記事 |
Webライターの文字単価の相場観を知っておくことも重要です。ざっくりとした目安ですが、上記の表を参考にしてみてください。
最初のうちはどうしても文字単価の低い仕事から始めるケースが多いと思いますが、慣れてきたら少しずつ自分の収入を上げられるようにしていきましょう!
STEP⑤:文字単価UPを交渉する
Webライティングの仕事が板についてきたら、文字単価アップの交渉に踏み切ってみましょう。
文字単価UPを成功させるためのコツは、同じ企業から継続して仕事を受注することです。
企業側の視点に立てば、コンスタントに記事を毎回書いてくれるライターさんは非常に重要な存在です。20〜30記事も執筆してくれたライターさんには企業側からしても今後も継続して依頼をしたいもの。
長期の付き合いとなればコミュケーションもスムーズですし、記事のクオリティが分かっているので安心して依頼ができるんですよね。そんな存在になることができれば、多少の文字単価UPは快諾してくれることも多いです。
「文字単価アップが難しいなら、今後は契約しません!」ぐらいの意気込みで交渉すると、成功確率も高まるかもしれません。
Webライティングでより稼ぐための3つのコツ
次に、Webライティングでより賢く稼ぐための3つのコツについてお伝えします。
このポイントを実践できるかどうかは、あなたがWebライティングの副業で得られる収入に直結してくるので、ぜひ実践してみてくださいね。
- プロから学ぶ
- ツールを活用する
- 稼ぐための仕組みを知る
①プロから学ぶ
まずはあなたがこれから戦っていくための型(=基礎)を徹底的に身につけることが大切です。
初期の段階で正しく基礎を身につけることは、中長期的に考えるとあなたのWebライティングでの収入を最大化させるための手段となります。
ライティングスキルは一度身につけることができれば一生モノになるので、これから中長期的にライティングで稼いでいきたい方なら投資すべきです。
Webライティングの副業は誰でも始めやすい分、他者との差別化を図ることが稼ぎに直結します。そのためにもしっかりとプロの思考を取り入れることが重要になります。
初心者におすすめの講座は「あなたのライターキャリア講座」。オンラインでプロから直接指導を受けることができ、ライティングの基礎を徹底的に学ぶことができます。無料相談も実施しているので要チェックです。
②ツールを活用する
ライティングツールを活用して文章力を高めたり、作業を効率化したりすることも欠かせません。
Webライティングに取り組むにあたって、初心者におすすめのツールは以下の2つです。
①idraft(有名な「goo辞書」が開発した文章校正ツール。無料でも利用可能です。)
②文賢(有名企業も導入する文章作成アドバイスツール。有料ですがクオリティが高いです。)
①idraft
『idraft』は、辞書検索サービス「goo辞書」が作った文章作成ツールです。PCはもちろん、アプリ版のあるのでスマートフォンでも活用しやすいのが特徴となっています。
idraftはテキストエディタ機能をベースに、「校正」や「言い換え」などの機能がひとつになっているため、初心者のWebライティングをしっかりとサポートしてくれますよ。
特に類語や誤字脱字(誤りやすい日本語、ら抜き言葉、重複表現)をチェックする際には重宝します。無料プランもあるので初心者でも始めやすいかなと思います。
②文賢
『文賢(ブンケン)』は、独自に研究を続けた「100を超える視点」を用いて、あなたの文章をチェックしてくれる文章作成アドバイスツールです。
Webマーケティング企業の雄、株式会社ウェブライダーが開発したツールで、有名企業にも数多くの導入実績を誇ります。
文賢は、初心者が陥りがちな「同じ言い回しを多用してしまう」「感情や情報を的確に表現することができない」といった悩みを解決し、あっという間に読み手を引き込む魅惑的な文章に変身させてくれます。
「Webライティングを頑張りたいけど、文章力がないのが悩み・・・」という方にはぴったりのツールですよ。有料にはなりますが、本気で文章力アップを狙うなら早期から活用するのがおすすめです。
③稼ぐための仕組みを知る
Webライターは取り組んだ作業量に応じて報酬が得られる仕事です。
そのため、「執筆時間 × 単価 = 収入」という考え方がカギとなります。
収入を増やすためには、執筆時間をより多く確保するか、文字単価を上げるかということになりますね。初心者の場合は、まず何よりも執筆時間をより多く確保して実績を積み、それから単価アップを狙っていくのが現実的なステップになってくるでしょう。
この考え方をしっかりと頭に入れておきましょう。
Webライティングで気をつけたい3つのこと
Webライティングの副業に取り組むにあたって、気をつけるべきことについても確認しておきましょう。
- スケジュール調整を徹底する
- 報連相を怠らない
- 最初から十分には稼ぎにくい
①スケジュール調整を徹底する
本業も忙しい中で、副業でWebライティングに取り組んでいくには徹底したスケジュール管理やタスク管理が求められます。自分の時間をうまく調整して、副業に十分な時間を確保できるようにしましょう。
時間を確保できる目処が立っていないのに、それをやる気だけでカバーできると思って副業を始めてしまうと、長続きせずに頓挫してしまいます。
定められた納期までにしっかりと対応できるようなスケジューリングと、高いプロ意識を持って取り組むようにしましょう。副業といえど依頼側からすれば本業なわけで、納期に遅れてしまうことはNGです。
②報連相を怠らない
企業との適切な報連相を取ることも非常に大切です。
Webライティングの副業は、基本的にはチャットツールやメールでのやりとりが一般的です。企業から連絡が来ていないかを細かくチェックしたり、必要に応じて自発的にコミュニケーションを取ることも心がけましょう。
報連相が不十分で、余計なコミュニケーションコストがかかる人だと認識されてしまうと、継続して案件を獲得することが難しくなることもあるので注意が必要です。
また、レスポンスの速さも信頼感を高めるための重要なポイントにもなってきます。
③最初から十分には稼ぎにくい
副業に意気込むことはとても大切なことですが、全くの未経験者がWebライティングの副業でがっつりと稼ぐことはなかなか難しいです。それはまだ実績が不十分であることが第一の理由になります。
企業側も同じ報酬を支払うのであれば、経験が豊富で評判の良いライターさんに仕事を依頼したくなるのが自然ですよね。
そのため、まずは低単価の案件から少しずつコツコツ実績と評判を積み重ねていく必要があります。
数ヶ月というような短い期間ではなく、できるだけ中長期的に取り組むことを念頭に始めるのがおすすめですよ。
Webライティングの収入は?
気になる人も多いであろう、収入についても見ていきましょう。ざっくりの目安を下記にまとめてみました。
ランク | 文字数 × 単価 × 記事数 | 収入目安/月 |
---|---|---|
上級者ライター | 4,000字 × 2.0円 × 5記事 | 40,000円 |
中級者ライター | 4,000字 × 1.5円 × 5記事 | 30,000円 |
脱初心者ライター | 4,000字 × 1.0円 × 5記事 | 20,000円 |
初心者ライター | 4,000字 × 0.5円 × 5記事 | 10,000円 |
クラウドソーシングサイトでWebライターに依頼される記事の文字数は、1,000字〜10,000文字程度と案件によってさまざまですが、3,000文字〜5000文字の依頼が多く見受けられます。
そのため、今回は4000字を基準とし、そして毎月5記事を執筆したことを想定して収入目安を計算してみました。
Webライターは記事を書いた分だけ報酬が得られるので、10記事、20記事・・・とより多くの記事を書ければその分もちろん報酬は増えていきます。
まずは月3万円程度を目標に置くのが現実的ではないでしょうか。自分に合った目標を立て、それに向かってトライし続けてみてくださいね。
Webライティングの副業に関する疑問にお答えします
まとめ:Webライティングは副業初心者にピッタリです
今回は、Webライティングの副業についてご紹介しました。
ご紹介したように、Webライティングの副業は初心者でも始めやすく稼ぎやすい副業と言えるでしょう。とくに、本業の収入に+数万円を稼いで少しだけゆとりを持ちたい方にはぴったりな副業です。
さらに、ライティングのスキルを身につけることは本業にも確実に活きてくるので一石二鳥だったりもします。転職のきっかけにつながるなんてことも珍しくありません。
ぜひ、本記事を参考にしてWebライティングの副業にチャレンジしてみてくださいね!