「20代で1000万」って実際のところ可能なの?
自分も1000万プレイヤーになるにはどんなことが必要なんだろう。
今回はこうした悩みを解決していきます。
“20代で1000万”。この響きは誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。若手ビジネスマンの成功指標の1つのように言われることも少なくないですよね。
今回は20代で1000万円を稼ぐことは実際のところ可能なのか、どんな人が1000万円を稼げているのか、そして自分も1000万円を稼ぐためには何をしていけばいいのか、をそれぞれ詳しく解説していきます。
今後20代で1000万円を稼ぎたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
それでは早速みていきましょう!
20代で1000万円稼ぐ人の割合
20代で1000万円以上稼ぐ人は0.2%
結論として、20代で年収1000万円以上の人はわずか0.2%です。計算上は1000人に2人ということになりますね。
最近は若いうちから個人で稼いでいくための方法がたくさんあるので、個人的な肌感としては実際はもっと多くいても不思議じゃないかなと感じています。
僕の周りにも同世代で個人事業主として独立している人や副業で本業並の収入を得ている人など、かなり高い収入を手にしている人もいます。
そうとは言いつつも、やはり1000万円の壁って相当高いのが現実ですが・・・。
ちなみに民間給与実態統計調査(平成29年度)の調べによれば、年代関係なく労働者全体で見たときの場合、収入が1000万円を超える人は4.5%です。
20代の平均年収は?
では、最近の20代の平均年収はどれぐらいでしょうか?
転職エージェント大手のdodaが行った調査によると、20代の平均年収は「348万円」となっています。男女別では、男性が371万円、女性が321万円となっています。
下の図は、20代の年収分布を表した図です。
じつは20代で500万円を超えれば、上位約10%に入ることがわかりますね。
図でみてみると、20代の1000万プレイヤーがいかに稀有な存在なのかが改めてわかりますね。(笑)
20代で年収1000万円を稼ぐ人の特徴
それでは一体、どんな人が20代で1000万円を稼ぎだすことができているのでしょうか?
その特徴についてまとめておきます。
①高学歴である
やはり学歴と年収については相関関係があります。高学歴であればあるほど、年収が高くなっています。
下記は出身大学別に30歳時の平均年収をまとめた図です。
順位 | 大学名 | 30歳時平均年収(万円) |
---|---|---|
1位 | 東京大学 | 810.9 |
2位 | 一橋大学 | 739.6 |
3位 | 京都大学 | 727.6 |
4位 | 慶應義塾大学 | 726.6 |
5位 | 東京工業大学 | 708.2 |
6位 | 早稲田大学 | 654.3 |
7位 | 神戸大学 | 651.0 |
8位 | 大阪大学 | 640.3 |
9位 | 国際基督教大学 | 635.5 |
10位 | 上智大学 | 633.7 |
1位の東京大学出身者でも30歳時の平均が810万円です。かなり高いですが、平均で1000万円には届いていません。
この結果からも、20代で1000万円のハードル高さがうかがえますね。
②一流企業に勤めている
20代で1000万円に到達する人は、やはり日本を代表するような超一流の大手企業に勤めている方が多いです。
大手企業は中小企業に比べて資本力が段違いなので、従業員へ高い給与を支払うことが可能になっています。
とくに、総合商社・銀行・保険会社などはもちろん成果によりますが、比較的早く給料が上がる傾向があります。
③起業している
難易度は極めて高いですが、若いうちに起業して事業で成功することができれば、1000万円を超える収入を得ることも可能です。
最近では起業自体のハードルもひと昔前に比べると下がっているので、若いうちに起業をする人も増加しています。
とくに近年では、ITベンチャーを創業する20代の人が多く、さまざまなメディアでも高い影響力を誇ります。
④専門性の高い仕事をしている
難関資格を必要とする専門性の高い仕事は、20代で1000万を超えるケースが多いです。
難関資格取得者は、その資格がないとできない「独占業務」と呼ばれる仕事があり、それを武器に独立という道も選択することも可能です。
とくに医師・弁護士・税理士・公認会計士といった職業は、その難易度ゆえに高収入が約束されている職業として有名です。
医師や弁護士は1年目から1000万円以上の年収を手にすることもできる夢のような職業です。
⑤インセンティブの高い仕事をしている
多くの会社では営業職にインセンティブが支払われることが多いと思います。
不動産業・外資系の生命保険業など、とりわけインセンティブが高い仕事に就いている人は、高い成果を出すことができれば高収入を得ることができます。
ただ、こうしたインセンティブの高い仕事には高いコミュニケーション能力や、気合や根性といった体力的・精神的な強さも必要であることが多く、長期間にわたって高給であることは相当な努力が必要です。
結論:副業が20代で1000万円への近道
上記で紹介した特徴はたしかにその通りだけど、1つも当てはまらないよ・・・という方も多いと思います。残念ながら、僕も1つも当てはまりません(笑)。
だからと言って、20代で1000万円を稼げないというわけでは決してありません。
たしかに一昔前は20代で1000万円を稼ぐとしたら、大企業の出世コースの人たちがほとんどでした。ただ、今の時代は会社に関係なく個人の努力次第でいくらでも稼ぐ道はひろがっています。個人で稼ぐ手段は本当に多様化していますよね。
結論から言うと、「本業+副業」で1000万円を目指すということになってきます。
どんな副業がいいのか?
では、20代で1000万円を稼ぐためにはどんな副業をしていくのがいいのかまとめていきます。
前提として、これをやれば確実に1000万円稼げるみたいな夢のような副業はありません。(当たり前ですね・・・)
ポイントは、1000万円を稼ぐためのロードマップを考えていくことです。
本業の年収に合わせ、自分にあった副業を行なっていくのが理想的です。
「メルカリ」・「ポイントサイト」・「アンケートサイト」でお小遣い稼ぎをするのがおすすめです。まずは自分1人の力でお金を生み出し、お金を稼ぐという感覚を養うことが重要になってきます。
メルカリはお客さんと実際にコミュニケーションが取れて、相手に喜んでもらうという感覚も身につけることができます。少し大げさに言えば、ビジネスの本質を理解できるかと思います。
ちなみにポイントサイトなら、「モッピー」が断然おすすめです。商品の豊富さや使いやすさが魅力的なポイントサイトとなっています。
「プログラミング」・「動画編集」・「ブログ」・「Youtube」などから、自分の興味関心の高いものをまずはトライしてみるのがおすすめです。
必ずしも本業と関連性はなくてもOKで、 とりあえずやってみるという精神が超大切です。その後の自分のキャリアや転職にも大いに役立つことがあるため、少しでも気になったものは積極的に挑戦してみましょう。
もし思い通りにいかなくても失敗から学べることは多いですし、めぐりめぐって何かに活かせることだってあると思いますよ。
20代で本業で500万円以上稼ぐことができれば、一般的に優秀な人材といえます。この段階まできたら、副業を継続しつつ、人脈形成にも意識を向け始めてみるのも効果的です。積極的にさまざまなコミュニティに参加してみましょう。
もちろんもっと早くからでも全然良いのですが、交際費として使えるお金に余裕があるほうが安心ですよね。
複数のコミュニティに属することで、自分の視野を広げるだけではなく、知り合いづてに新しい副業を紹介してもらえたり、場合によっては転職の話が舞い込んでくることもあります。いろんな人に会っていれば、不思議と思いがけない偶然が生まれるものです。
20代で高収入を得られた場合は、本業で獲得した知見やスキルを活かせるコンサルティングなどが副業としておすすめです。
また、大きな元手があるため、株式投資などの投資にチャレンジするのもおすすめです。逆に本業の収入がそれほど高くないときは、まとまったリターンが期待できないためあまりおすすめしません。(積立NISAとかは早いうちからがおすすめです。)
上記のように、自分の本業での収入に合わせて適切な副業を選んでいくといいかと思います。
ちなみにおすすめな副業はこちらの記事で細かく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
副業はできるだけ早くから取り組もう
上記で1000万円を稼ぐためのロードマップを解説しましたが、副業自体はできる限り早く取り組んでいくのがベストです。
ぶっちゃけ思い立ったが吉日だと思いますが、できるだけ早く取り組むべき理由を僕の実体験とともに解説していきます。
①自分の興味関心の幅が広がる
「自分でやってみないとわからないことがある」とはよく言うものですが、副業に関してもしかりです。僕も過去にプログラミングや動画編集の副業を志したものの、イマイチ継続することができませんでした。
その後ブログを立ち上げてみたところ、これが自分の性格的にも非常にぴったりな副業だと感じて現在まで継続することができています。
僕の場合、副業でブログを始めたことで、Webマーケティングやライティングに関する興味関心がかなり高まりました。
とりわけライティングのスキルは、今の本業でも結構活かせてるかなとも感じています。
②転職に圧倒的に有利になる
僕は新卒2年目からブログを始めましたが、ブログを始めたことを機にWebマーケティング業界への転職も考え始めるようになりました。
Webマーケティング領域は全くの未経験領域なので、単純な興味があるという理由だけでは、本来はなかなか転職できないかなと思います。
ただ、副業でブログ運営をしていて、自分でWebマーケの勉強をしているということを面接の随所でアピールしたところ、面接官から好印象をもってもらうことができました。
そして実際にWEBマーケの有名企業から内定をいただくこともできました!(マジの話です)
この経験から、身をもって副業は転職に有利に働くことを実感しました。特に未経験の業種に転職したいときは、その業種に関連した副業をやっているとかなり効果的だと思います。
③人脈が広がる
前述したように副業をやりはじめたことで、新しい人脈も広がっていくことがあります。
副業をやることで本業だけでは会えなかった人との繋がりが生まれ、本業にも副業にも実際に良い影響が出ています。
これからの時代、本業でも副業でも今以上に人の繋がりに価値が生まれてくるとも言われていますね。
20代で1000万円を稼ぐために必要なこと
最後にあなたも1000万円プレーヤーになるためのポイントについて紹介します。
「本業+副業」が最強なので、ぜひ副業にチャレンジしていくというのが前提となります。一流の大手企業に勤めていない限り、なかなか本業のみで1000万円を超えるのは難しいのが現実です。
その上で、1000万円を超えるためには下記のようなことが必要不可欠です。
- 圧倒的な行動力とスピード
- トライアンドエラーを繰り返す
- 自分を信じてやり抜くこと
①圧倒的な行動量とスピード
副業で満足のいく成果をあげている人は、僕たちの想像を超える努力を積み重ねて今のポジションを確立しています。
副業ブームとも言われているなか、他の人よりも成果をあげるためには、他の人を凌駕する圧倒的な行動量が求められます。
また、行動量と同時にスピード意識もかなり大切になってきます。
日本人はしっかりと体型的な知識を身につけてから、行動に移したがる人が多いですが、副業は“やりながら勉強していく”スタイルが求められます。インプットとアウトプットを高速で行なっていくイメージですね。
昨今はとにかく変化が早いですし、もたもたしているとすぐに置いていかれてしまいます。行動量とスピードの2つを徹底的に意識していきましょう。
②トライアンドエラーを繰り返す
まず、自分に向いている副業が何なのかということをよく知り、そしてその副業で成果を出すためには繰り返しトライアンドエラーが必要になってきます。
自分の中で何でうまくいったのか、あるいは何でうまくいかなかったを明確にし、それを1つずつクリアにしていくことが成功への近道です。
失敗を恐れずにどんどんトライアンドエラーを繰り返して、自分の力をつけていきましょう。
③自分を信じてやり抜くこと
最後はちょっと根性論になりますが、自分のやっていることを信じて成果が出るまでやり抜くことが重要です。
20代で1000万円を稼ぐ人が0.2%というデータもありますが、これを聞いて自分には無理だとハナから諦めていては、絶対に1000万円を稼ぐことはできません。
「自分は絶対に成功する」という気概をもって、強気な姿勢で副業を行なっていくというのも重要です。
「ちょっと稼げたらいいなあ」ではなく、やるからには「絶対に稼ぐんだ」という心意気で取り組んでみましょう。
僕もこのマインドに変えてから、実際に成果も出るようになりました。
本業の年収UPのために転職も選択肢に
今回は主に副業を活用して1000万円を稼ぐということについて紹介をしてきました。
副業に力を入れていくことは間違いなく大切です。それと同時に最短で1000万円を達成するためには、当然のことながら本業にもこだわることが大事になってきます。
もし、今の本業に不満があったり、さらに高いステージを目指したいという方は一度転職を検討してみるのもいいかもしれません。
転職活動は自分の今の市場価値や能力やスキルを客観的に捉えることができるため、非常に面白いです。これは、実際に転職活動をしてみてわかったことです。間違いなく自分の「キャリア思考」が磨かれますよ。
少しでも転職の言葉がよぎった時におすすめしたいのが、「キャリトレ」という転職サービスです。あの転職支援大手のビズリーチ社が20代向けに展開している転職サービスになります。
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