PaceBox(ペースボックス)という転職サービスが気になっているんだけど、評判や使いやすさはどうなんだろう?
今回は、今注目の転職サービス「PaceBox(ペースボックス)」について解説していきます。
登録方法から基本的な使い方、そして実際のユーザーの評判や口コミについて幅広くまとめているので、本記事を読めばPaceBoxの特徴や良さを理解していただけるはずです。
PaceBoxは後発の転職サービスですが、今後間違いなく伸びる転職サービスの1つであると感じています。その理由についても記事内で解説しています。
ぜひPaceBox(ペースボックス)を活用して、より良い転職活動を実現させましょう!
「ゆっくり、着実に、マイペースに」 転職ができる!
PaceBoxの概要
はじめにPaceBox(ペースボックス)の基本的な情報についてまとめておきます。新しいサービスのため、公開求人数や利用者数は非公開ですが、今後公開される可能性は高いかなと思います。
運営会社 | 株式会社pacebox |
サービス提供開始日 | 2022年8月4日 |
公式Twitter | @pace_box |
公開求人数 | 非公開 |
利用者数 | 非公開 |
おすすめ対象者 | 20代・30代 |
料金 | 無料 |
PaceBox(ペースボックス)は、企業が求職者に直接オファーを送る、ダイレクトリクルーティング型の転職サイトとなっています。そのため、登録後は企業からのオファーを待つだけでOKです。
いわゆる“スカウト型”の転職サイトですね。
PaceBox(ペースボックス)はサービス名称と名前が同じ株式会社paceboxが運営しています。この株式会社paceboxは、2022年4月に株式会社i-plug(アイプラグ)の完全子会社として設立されました。
親会社である株式会社i-prugは新卒オファー型サイト「Offerbox」を提供しており、グロース市場にも上場しています。「Offerbox」は登録企業数10,000社以上・登録学生が約40万名と、新卒の就活サービスのなかでも屈指の人気を誇るサービスで、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
PaceBox(ペースボックス)はいわば、Offerboxの転職サイト版のようなイメージとも言えます。
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またPaceBoxでは、キャリアアドバイザーが転職のノウハウなどを紹介する「キャリアの缶づめ」という自社メディアもサービスローンチと同時に公開しています。働き方やキャリアに関する情報収集ができるので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
PaceBoxの特徴や強み
続いて、PaceBoxの特徴や強みについて見ていきましょう。
ここではPaceBoxが他の転職サイトとどこが違うのか理解いただけるかと思います。
PaceBoxの特徴や強みとしては、以下の5つが挙げられます。
- キャリアアドバイザーがいる
- 転職先企業の紹介を行わない
- 自分にあったオファーだけが届く
- 転職後の定着や活躍を重視している
- 膨大なノウハウを蓄積している親会社の存在
以下、1つずつ細かく解説していきたいと思います。
①キャリアアドバイザーがいる
PaceBoxはスカウトサービスにしては珍しく、キャリアアドバイザーがいます。
転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーが付いてくれることが多いですが、スカウト型のサービスとしては非常に稀です。
PaceBoxではキャリアアドバイザーと面談をすると、担当のキャリアアドバイザーが客観的なあなたのPR文章を作成し、あなたのことを企業へ魅力的にアピールしてくれます。
若手のビジネスパーソンは職歴が浅く、職務履歴書の内容が薄くなってしまうことも少なくありません。それは企業側からすれば、テキストで判断できる情報が限られてしまうことになります。そのため、あなたのことを客観的にPRしてくれるキャリアアドバイザーは転職活動において非常に大きな存在になりえるでしょう。
キャリアアドバイザーには、以下のようにオンラインで気軽に相談することができるチャット機能があり、必要に応じてWEB面談や電話での相談などに応じてもらえるという設計になっています。
\ 企業があなたの魅力をPRしてくれる! /
②転職先企業の紹介を行わない
PaceBoxのキャリアアドバイザーは従来の転職エージェントとは異なり、客観的に「キャリアが相談できる存在」として求職者に寄り添ってキャリア開発を支援してくれます。
というのも、PaceBoxのキャリアアドバイザーは転職成功のノルマを持っていないため、フラットな目線でアドバイスをしてくれるのです。
ノルマを持っていないため、ガツガツと一方的におすすめの転職先を紹介してこないことも大きな特徴になっています。無理な紹介がないので、自分のペースを大切にしながら転職活動を進めていくことができます。
営業電話がかかってくることもありませんよ!
親身にキャリア相談に乗ってくれるため、今すぐには転職を希望していなくてもキャリアアドバイザーに気軽にキャリア相談をすることも可能となっています。
③自分に合ったオファーだけが届く
PaceBoxでは業界、業種、希望年収、志望勤務地などの“MUST条件”を細かく設定し、自分の条件に合うオファーのみを受け取ることが可能です。
希望条件を設定することは他の転職サイトでも行えることが多いですが、PaceBoxの場合はMUST条件に該当するオファーのみを受け取る設定に変更できるため、あなたに合わない求人は一切送られてこないようにすることが可能です。
そのため、重要な求人情報を見逃すリスクが少なくなりますし、希望していない企業からのオファーが大量に届くなんてこともありません。
ただし、MUST条件をあまりにも絞り込みすぎてしまうとオファーがかなり制限されてしまい、オファーがほとんど届かなくなるということもあるので、オファー数に応じて条件の見直しを行うことをおすすめします。
補足的に説明しておくと、このMUST条件は求職者側だけでなく、企業側も設定することができる仕組みになっています。そのため、企業側も条件の合わない求職者への無駄なスカウト送信が防げるという仕組みになっています。
株式会社paceboxは「サステナブルな人材プラットフォーム」の構築をミッションに掲げていますが、まさにこの機能はミッションの達成に向けた素晴らしい機能だと思います。求職者と企業側の無駄を減らすという「サステイナブルな採用」を実現させていると言えるでしょう。
④転職後の定着や活躍を重視している
「転職先の企業が自分に合っていなくて、結局短期間で再転職することになってしまった・・・」ということは、キャリアに泥を塗ってしまうことにも繋がりかねないので避けたいところですよね。
PaceBoxは、「転職後の定着を目指す求職者と企業のマッチングプラットフォーム」を提唱しており、高確率で入社後の定着・活躍が見込めるということも大きな特徴です。
PaceBoxではプロのアドバイザーが求職者側、企業側それぞれを手厚くサポートすることで双方の魅力を引き出し、高いマッチングを実現させることができるため、お互いに入社後のギャップが少なくなるように工夫されています。
さらに、PaceBoxは「定着保証制度」という新たな料金形態を提供しており、入社ではなく定着をゴールにしたサービス設計がなされています。
この定着保証制度は、採用成功時に企業側が支払う50万円を25等分(2万円/月)に換算し、早期退職が生じた場合は残月分をPaceBoxが企業側に返金するという仕組みになっています。つまり、PaceBox側も求職者が転職先で早期退職してしまうと成功報酬費用を企業へ返金することになります。
そのため、求職者がその企業で本当に定着・活躍をすることができるかをアドバイザーが慎重に見極めてくれたり、あるいは企業側へ対しても担当アドバイザーがしっかりと求職者情報を共有したりすることで入社前後のギャップをなくすように努力しているわけです。
この定着保証の仕組みは、潤沢な資金を持つ親会社がバックにいるPaceBoxだからこそ提供できる新しいサービスの形でもあるかと思います。
⑤膨大なノウハウを蓄積している親会社の存在
繰り返しになりますが、株式会社paceboxの親会社である株式会社i-prugは新卒オファー型就活サイト学生利用率No.1の「OfferBox」を提供しています。
そのため、PaceBoxはこのOfferboxで培った豊富な技術・ノウハウを活かして、転職を検討している20代・30代の求職者に対して最適なサービス提供することができます。
そうとなると、これは正直人気が出るのも時間の問題かと思います。新卒向けに絶大な人気を誇るサービスを提供している会社がその知見を活かして、社会人の転職市場にも参入して成功するという未来は容易に描けます。
新卒採用を実施している企業であれば高確率で中途採用も実施しているため、Offerboxを導入している企業にはスムーズに営業アプローチができるでしょうし、Offerboxに一定の満足度を感じている企業であれば、多くの企業が前向きに検討するのではないかと思います。セット割引的な提案があったりすればどんどんと伸びていくはずです。
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PaceBoxを実際に活用した感想
僕も実際にPaceBoxを活用してみたので、ここからは僕が感じたことについてご紹介します。
端的に言えば、Z世代のビジネスパーソンのニーズを理解している転職サービスだと感じました。最近のビジネスパーソンの考え方や価値観を十分に研究・考慮して作り込まれているのがひしひしと伝わってきましたね。
「無駄なオファーが一切届かない」「しつこい営業電話がこない」「登録情報は必要最低限」「自分のペースに合わせて転職活動ができる」など、無駄が一切ありません。
以下には、特に僕が感じたPaceBoxのメリット、そしてデメリットについてまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
本当に自分にあったオファーのみが届く 会員登録が簡単 登録者数が少ない | 公開求人数が少ない |
メリットに感じたこと
①本当に自分にあったオファーだけが届く
他の転職サイトでも、「あなたに合ったオファーが届く!」のような謳い文句を見かけますが、いざ登録してみるといきなりたくさんのオファーや求人情報が送られてくるという経験をされたことがある方もいるかと思います。
ただ、PaceBoxは本当に自分に合ったオファーしか届きません。条件を細かくしすぎたり、厳しくしすぎたりするとほとんどオファーが届かないほどです。
反対に届いたオファーはあなたが本当に望むような確度の高いオファーになる可能性が極めて高いです。しかも届いたオファーはあなたとのマッチ度が分かる仕組みになっていることも嬉しいポイントです。
下記は実際に届いたオファーの一例ですが、マッチ度が90となっており、非常に魅力的なオファーを受けることができました。
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②会員登録が簡単
僕自身、これまでに何社か転職サイトや転職エージェントに登録したことがありますが、PaceBoxは会員登録が最も簡単だったと感じています。
他の転職サイトでは登録時に結構な量のプロフィール情報を登録しなければいけないこともありますが、PaceBoxはものすごく簡単でした。設定すべきプロフィールの多くが選択形式のため、登録作業をサクサク進めていくことができたのが良かったです。自由記述式のプロフィール設定は自己PRぐらいだったかと思います。
全体的に任意入力の箇所が多かったり、そもそも入力をスキップすることができる部分が多いのでとても登録しやすかったです。電話番号の登録が必須ではないことはとてもびっくりしましたね。
③登録者数が少ない
「登録者数が少ない=競合となる人が少ない」ということです。いわゆるまだブルーオーシャンな転職サイトなわけです。
有名になるのも正直時間の問題かと思うので、ブルーオーシャンである今のうちに登録してよりよい転職活動を実現させましょう。
今なら担当のキャリアアドバイザーのサポートもかなり手厚く受けられる可能性も高いですし、魅力的な会社からのオファーも見込めるかなと思います。
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デメリットに感じたこと
公開求人数が少ない
現時点での唯一のデメリットかなと感じたことは、公開している求人数が少ないということです。サービスがリリースされたばかりなので、これは仕方ない部分もあるかなと思います。
これは時間が経てばクリアしてくる部分かなと思いますので、今のうちに登録してオファーを待ちつつ、今後のさらなる求人数の増加にも期待していきましょう。
PaceBoxの登録方法・利用の流れ
それでは、ここからは具体的な登録方法や利用の流れについてご説明します。
画像つきで解説しているので、スムーズにご登録いただけるかと思います!
STEP1:公式サイトへアクセス
まずは早速、以下から公式サイトにアクセスしましょう。
\ 簡単30秒・登録はこちらから! /
公式サイトに移動したら、右上の「登録」ボタンをクリックします。
STEP2:メールアドレス・氏名を入力
メールアドレスの入力画面に移るので、利用するメールアドレスを入力します。
メールアドレスを入力したら「続行」をクリックし、続いて名前を入力します。
STEP3:メールアドレスを認証
名前の入力後、登録したメールアドレスに本人確認メールが届きます。
届いたメールを確認し、「メール認証」を行います。メール認証はURLをクリックするだけでOKです。
STEP4:ログイン用パスワードを設定
メールアドレスの認証が完了したら、ログイン用のパスワードを設定します。
パスワードを設定したら、会員登録は完了です!
STEP5:プロフィール等の設定
会員登録後は、プロフィールの設定を行っていきましょう(下記の画像のようにスキップすることも可能です)。
本記事では、「プロフィールを入力」をクリックして、早速プロフィールを入力していきます。
プロフィールの入力は全部で7ステップ!入力必須項目は少ないので、サクサク進められますよ。
7つのステップに従い、希望条件・職歴・学歴・スキル・自己PRなどをステップに従って入力していきます。
プロフィールの各種設定は選択形式での登録が多く、数分でプロフィール設定も完了できるかと思います。
以下に、プロフィール入力のイメージ画像を掲載しておきます。
7つのステップに従ってプロフィールの入力が終わればOKです!あとは企業からのオファーを待ちましょう!
PaceBoxの評判・口コミ
新サービスのため評判・口コミは少なめ
PaceBoxの評判や口コミについては、まだ新しいサービスであるためか、SNS等での評判や口コミは多くありませんでした。
記事執筆時点で、Twitterで確認できた評判は以下の1件のみでした。今後、PaceBoxに関する口コミや評判は多くなっていくことが予想されるので、引き続きチェックしていきたいと思います。
iplug社のグループ会社ということでpacebox登録してみました。
— コンサルタントという名のリクルーター (@ec_aa8) October 4, 2022
が
わたしの希望条件を満たす企業はないようでした。。。
まだサービス始まったばかりのようですし、仕方ないですよね。ちょっと様子見します。
PaceBoxはこんな方におすすめ
最後に、PaceBoxがどんな方におすすめなのかをご紹介します。
以下に1つでも当てはまるという方は、ぜひ早めに登録をしてみてくださいね!
- はじめて転職活動をする方
- 自分のペースで転職活動を進めたい方
- 自分にあった厳選オファーをもらいたい方
- いつかは転職したいなとぼんやり考えている方
①はじめて転職活動をする方
はじめて転職活動をする方は具体的に何から始めたらいいのか分からないという方や、1人で不安になってしまうという方も多いかと思います。
PaceBoxは経験豊富なキャリアアドバイザーが付いてくれるので、はじめての方でも安心して転職活動を進めていくことができます。
キャリアアドバイザーはオファーが届きやすくなるプロフィールの書き方や面接に関する実践的なアドバイス、そしてあなたを客観的にPRして企業側へ伝えてくれるなど、あなたの大切な味方になってくれますよ。
②自分のペースで転職活動を進めたい方
PaceBoxはガツガツと企業の紹介されることはなく、キャリアアドバイザーに気軽に相談しながらオファーを待てるので、あなたに適したペースで転職活動を進めることができると思います。
そのため、働きながらでも負担少なく転職活動を進めることができます。働きながらでもしっかりと丁寧に転職活動を進めていきたいという方にはとてもぴったりなサービスと言えるでしょう。
③自分に合ったオファーをもらいたい方
繰り返しのご紹介になりますが、PaceBoxは本当に自分にあったオファーしか届きません。
自分に合った厳選オファーのみをもらいたいという方はMUST条件をしっかりと設定しておきましょう。厳しめにMUSTに条件を設定し、それをクリアしてきた良質なオファーのみを適宜キャッチアップするというやり方もおすすめです。
会員登録してプロフィール設定をしておくことで、思いがけないチャンスが舞い込んでくる可能性があります。
④いつかは転職したいなとぼんやり考えている方
今すぐに転職をしたいわけではないという方でも、PaceBoxは大いに活用することができます。
PaceBoxでは各種条件を細かく設定して希望条件に合うオファーを受け取ることができますが、条件に当てはまる求人数を確認できるため、現在の転職市場におけるあなたの立ち位置などを把握することができるでしょう。
そのうえ、キャリアアドバイザーとの無料相談などを通じて、キャリア設計などのサポートを受けることも可能です。
尚、オファーを承諾するまでは企業は個人を特定できませんので、まだ転職意向がそこまで高くなくても気軽に登録してOKですよ。
\ 20代・30代のはじめての転職活動に最適! /
まとめ:PaceBoxで転職を実現させよう
今回は、注目の新しい転職サービス「PaceBox(ペースボックス)」の特徴や具体的な登録方法についてご紹介しました。
本記事でご紹介したように、これまでの類似サービスにはないさまざま仕組みが用意されており、新しいカタチの転職を目指すことができます。
特に、スカウト型の転職サービスながら、自分のペースにあわせて転職活動を進めることができるというポイントがとても使いやすいかと思います。
新気鋭の転職サービス「PaceBox(ペースボックス)」に登録して、あなたにぴったりな企業への転職を実現していただけたら幸いです。
\ 簡単30秒・登録はこちらから! /
その他のおすすめ転職サービスをご紹介
当ブログでは、20代を中心とした若手のビジネスパーソンにおすすめの転職サービスをご紹介しています。
今回ご紹介したPaceBox以外にも、気になる転職サイトやエージェントをチェックしてみてください。
PaceBox以外におすすめしたい転職サイトや転職エージェントは以下のとおりです。