営業マンで特別なスキルや経験はないんだけど、副業を始めてみたい!営業マンが稼げる副業って何があるんだろう?
副業といえば、プログラマー・デザイナー・ライターといった、いわゆる手に職を持っているような方が取り組むイメージが強いですよね。しかし、副業時代とも叫ばれる今日では、営業マンでも副業を始める人は急増しています。
事実、株式会社NEXERとシェアーズモール株式会社が共同で行った「副業に関するアンケート」によると、副業に関心がある営業マンの割合は7割にのぼるという結果も公表されています。
今回は、そんな営業マンにおすすめの副業サービスを7つご紹介していきます。営業マンは顧客対応や商談準備などもあり、なかなか時間を確保することが難しいという方もいるかもしれませんが、最近では少ない時間で稼ぐことができる副業も少なくありません。
今回ご紹介するサービスのなかから、あなたに合ったものを見つけて取り組んでみてくださいね。
営業マンにおすすめの副業は「営業代行」
結論から言うと、営業マンに最もおすすめな副業は「営業代行」になります。
一口に営業代行と言っても、大きくは「アポ獲得代行(インサイドセールス)」と「商談代行(フィールドセールス)」の2つに大別できます。
「アポ獲得代行」は取り組むハードルが比較的低いので、初心者の方でも取り組みやすいです。営業マンとしての人脈や行動力などを存分に活かすことができるという側面もあります。
一方で、「商談代行」はあなたがこれまでに培った営業力を発揮して、営業面に課題を感じている企業に貢献することが可能です。営業力に自信のある方は、ぜひ積極的に取り組んでみてください。
それでは、アポ獲得代行と商談代行ができるサービスについて見ていきましょう。
アポ獲得代行の副業ができるサービス
アポ獲得代行が行えるおすすめの副業サービスは以下の2つです。
- Saleshub(セールスハブ)
コールシェア
Saleshub(セールスハブ)
Saleshub(セールスハブ)は、あなたの知り合いと企業をつなぎ、商談アポイントを設定することで企業から報酬金がもらえる仕組みになっています。
営業マンの方であればご存知かと思いますが、BtoB営業のアポイント取得単価は数万円にも達します。そのため、Saleshub(セールスハブ)でも1件あたりの報酬が数万円とかなり高額になっています。
また、仮に自分が設定した商談が成約に至ならなかった場合でも報酬は得られます。企業によっては、あなたのご紹介から見事成約となった場合には追加の協力金がもらえることもあります。
アポ獲得代行のサービスのなかではかなりの知名度を誇るサービスなので、まだ登録していないという方はぜひこの機会に登録しておきましょう。友達紹介特典として、30,000円がもらえるという嬉しい制度も用意されていますよ。
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Saleshub(セールスハブ)については、以下の記事でも詳しく解説しています。
コールシェア
コールシェアは在宅で仕事をしたい方向けに、コールセンター業務などを中心とした副業を紹介しているサービスです。
コールシェアでは、アポ取得代行業務に従事する人のことを「アポイントワーカー」と呼んでおり、アポ取得1件につき3,000円〜の報酬を得ることができます。仕事を円滑に進めていくためのサポート体制が充実しており、登録者の6人に1人が月10万円以上の収入を得ることに成功しています。
在宅中のスキマ時間にも取り組めるので、在宅勤務が多い営業マンはぜひ登録してみてはいかがでしょうか?
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商談代行の副業ができるサービス
続いて、商談代行の副業ができるサービスを紹介します。
商談代行ができるサービスでは、商談代行の業務以外にアポ取得代行の業務を募集していることも多いので、ぜひアポ取得代行の案件もセットで目を通してみることをおすすめします。
- Workship(ワークシップ)
- WorkAny(ワークエニー)
- side bizz(サイド ビズ)
- kakutoku(カクトク)
- kasooku(カソーク)
Workship(ワークシップ)
Workship(ワークシップ)は、600件以上もの豊富な案件数を誇る副業マッチングサービスです。
Workshipには希望の案件を提案してくれるエージェント機能や機械学習によるスコアリング機能があり、企業へのアピール活動をサポートしてくれます。そのため、自分を企業に売り込む営業コストがかからずに済むので副業に集中して取り組む事が可能です。
働き方や契約条件、さらには応募後のフォローなども手厚く、副業初心者には非常におすすめしたいサービスです。
また、Workshipでは案件成約時に1万円のお祝い金がもらえるという、他にはない太っ腹な制度も用意されていますよ。
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尚、Workshipで案件を獲得するためのコツについては、こちらの記事で解説しています。
WorkAny(ワークエニー)
WorkAnyは、東証一部上場企業の株式会社ファンコミュニケーションズが運営している、副業のマッチングプラットフォームです。
サービス提供開始は2021年3月と後発ではありますが、一部上場企業が運営している安心感はやはり大きいです。他のサービスと比較すると少し案件数がい少ない印象もありますが、今後問題なく増加していくことでしょう。
高単価な案件が多く、フレキシブルな働き方を選んで副業を行っていくことができます。
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side bizz(サイド ビズ)
side bizzは営業職の副業探しに特化した、営業支援プラットフォームです。営業代行やリファラル営業(紹介営業)の案件が多く、なかにはフルコミの高額報酬案件もあります。
クライアントから直接スカウトが届くこともあるため、クライアント探しも手間がかかりません。さらに、side bizzに登録されている案件には「ノルマなし」「固定報酬あり」などといった嬉しい条件の案件もあるため、初心者でも稼ぎやすいという特徴があります。
営業力に自身があり、営業代行でガッツリ稼いでいきたい方には非常におすすめです。
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kakutoku(カクトク)
kakutokuは、国内最大規模を誇る営業支援プラットフォームです。
サービス登録者は10,000名以上、登録企業もベンチャー企業から大手企業まで1,000社以上という規模を誇ります。
営業職に特化したプラットフォームのため、商談代行やアポイント獲得代行の他にも、営業戦略策定、営業資料作成、営業研修など幅広い案件を扱っています。
カクトクでは、働く時間や場所を選べることはもちろん、全て固定報酬制を採用しているのが大きな特徴です。営業代行でよくある「成果報酬」のみの案件は掲載しておらず、安定した収入が見込めます。さらに、案件によっては固定報酬+成果報酬がもらえる仕事もありますよ。
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kasooku(カソーク)
kasookuは、パラレルキャリアを実現するための副業探しを実現するプラットフォームです。人気の副業からちょっとマニアックな副業まで、多数の案件がそろっています。
2020年には約1.9億円の資金調達を実施しており、そのうえマッチング件数もすでに5000件を突破するなど、今もっとも勢いのあるサービスの1つです。
有名企業の案件も多いため、あなたが働きたいと思う副業案件に出会える可能性も高いですよ!
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営業代行のメリット・デメリット
営業代行にはどのようなメリットとデメリットがあるのかも理解しておきましょう。メリットはもちろんですが、デメリットを正しく理解しておくことが営業代行の副業を始める際にはとても重要です。
営業代行の4つのデメリット
まずはデメリットから見ていきましょう。
営業代行でデメリットとして挙げられるのは以下の4つです。
- 本業に支障をきたす懸念あり
- 収入が不安定になりがち
- トラブルが起こる可能性あり
- 確定申告が必要なケースあり
①本業に支障をきたす懸念あり
副業で稼ぐことに注力するがあまり、本業での営業成績が下がってしまっては本末転倒です。
副業である程度の収入を得ることができればまだ良いかもしれませんが、副業に時間を多く割いたのに収入が得られず、本業の成績も奮わないというのは一番避けたいところです。
「Saleshub」なら短時間から副業を始められるので、ローリスクで副業を始めたい方にはピッタリです。アポイントのセッティングだけでOKなので手離れが良いのも魅力的です。
②収入が不安定になりがち
副業は本業とは異なり、安定してまとまった収入を得ることは難しいです。ほとんど稼げない月もあれば、比較的多くの収益が得られる月もあるように、収入には波があることを念頭に置いておきましょう。
また、コツを掴んで稼げるようになるまでは一定の時間がかかることもあることも忘れてはいけません。
③トラブルが起こる可能性あり
営業代行でよくあるトラブルは、契約内容に関するトラブルです。
なかでも、成果への認識に関して依頼主企業との齟齬が生まれてしまうケースが少なくありません。
例えば、アポ獲得代行といっても、とりあえず企業担当者から時間をもらうことができればOKなのか、それともある程度ヒアリングができた上でのアポイント設定が求められるのかといった、クオリティに関する認識の食い違いからトラブルに発展する可能性があります。
そうしたことを防ぐために、依頼主企業とは事前に細かい部分まで契約内容を確認してから、取り組みはじめるようにしましょう。
④確定申告が必要なケースあり
一般的に、副業での年間収入が20万円を超える場合は、ご自身で確定申告を行わなければいけません。
基本的には毎年1月1日から12月31日までの1年間で生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行う必要があります。
副業での所得が20万円以下なら確定申告は原則不要ですが、この場合でも、市町村に住民税の申告を行う必要はあります。住民税は、副業での収入も合わせた合計金額に課税される仕組みになっているからです。このあたりは事前に必ず確認するようにしましょう。
営業代行の5つのメリット
次にメリットを紹介します。
営業代行に取り組む主なメリットとしては、以下の5つが挙げられます。
- スキルアップに繋がる
- 他の副業よりも単価が高い
- ノーリスクで始められる
- 人脈を広げることができる
- 自分のライフスタイルに合わせて働ける
①スキルアップに繋がる
営業を副業として行うことは、必然的に本業以外のさまざまな商品やサービスを扱うことになります。もちろん扱う商材が異なれば営業手法も変わってくるので、一段とあなたの営業力の腕を磨くチャンスになりますよね。
会社の看板に頼らずに、自分ひとりの力で営業を行っていくため、本当の意味での営業力を身につけることができるようになるでしょう。副業を通じて最新の業界知識や知見を広げることで、スキルアップはもちろんですが、キャリアアップも視野に入ってくるはずです。
②他の副業よりも報酬単価が高い
詳しくは後述しますが、営業代行の副業は報酬単価が数万円というものも珍しくなく、他の副業と比較しても稼ぎやすい副業と言えます。
単価が高いため、月に1件でも成約することができれば、金銭的・精神的な余裕も生まれてくるはずです。
とくに、「side bizz」には高単価の案件が豊富に揃っているので、ぜひチェックしてみてください。
③ノーリスクで始められる
副業初心者は、「低資本・無借金・無在庫」でできる副業から始めるのが鉄則です。
営業代行は、この3つの考えをきちんと押さえているので、副業のなかでも非常に優等生的な存在です。営業代行は初めての副業にもふさわしい副業と言えるでしょう。
④人脈を広げることができる
本業では出会えない企業の方や、本業とは異なる業種の方と接点を持つことができるので、ビジネス上での人脈を広げることができます。副業での人脈を本業に活かすということが可能な場合もあるでしょう。
また、副業での貢献が企業担当者の目に留れば、転職のお誘いをもらうこともそこまで珍しくありません。
⑤自分のライフスタイルに合わせて働ける
平日の夜や土日でも取り組める案件や、週1回からでもOKな案件など、営業代行の選択肢はかなり広がりを見せています。
そのため、あなたのライフスタイルに合わせて無理なく副業を続けていくことができます。
営業マンは副業でいくら稼げるのか
営業代行の報酬を調べてみた
ぶっちゃけいくらぐらい稼げるのかということは、非常に興味がありますよね。そこで、今回ご紹介した全7つのサービスの実際の報酬額を調べてみました。
一覧にまとめた結果がこちらです。
サービス | 業務内容 | 平均報酬 |
---|---|---|
Saleshub | アポ獲得代行 | ¥50,000~ / 件 |
コールシェア | アポ獲得代行 | ¥3,000~ / 件 |
Workship | アポ獲得代行/商談代行 等 | ¥1,500~¥5,000 / 時 |
WorkAny | アポ獲得代行/商談代行 等 | ¥1,000~¥5,000 / 時 |
kasooku | アポ獲得代行/商談代行 等 | ¥1,500~¥5,000 / 時 |
kakutoku | アポ獲得代行/商談代行 等 | ¥350,175 / 月 |
side bizz | アポ獲得代行/商談代行 等 | ¥10,000~¥100,000 / 件 |
報酬額高いっ・・・!
営業代行で稼ぐための秘訣
続いて、営業代行で稼いでいくための秘訣をご紹介します。
営業代行で稼いでいくためには以下の3つが大切になっていきます。
- 複数のサービスに登録する
- 最初の1ヶ月で信頼を得る
- 自分のキャパを超えない案件を選ぶ
1つずつ解説していきます。
①複数のサービスに登録する
サービスごとによって募集している案件は大きく異なります。
そのため、まずは複数のサービスに登録して、より多くの案件に目を通すことがマストです。
さまざまなサービスを覗いていると、本業でのつながりを活かせそうな、あなたにとってのレア案件が転がっていることもあります。
僕は本業で人事・組織コンサルティングの会社で働いているのですが、人事責任者とのアポイントを設定したら2万円という案件があり、「ええ!これならすぐに2万円貰えそう!」と感じたものもありました。
案件の一部は登録せずに公式HPより確認できることもありますが、細かく案件を確認するには会員登録が必須になります。会員登録時には自分の経歴やアピールポイントなどの入力が必要ことが多いですが、どのサービスでも入力するべき項目は同じようなものが多い印象です。
気になるサービスは、一気にまとめて登録すると楽チンですよ。
②最初の1ヶ月で信頼を得る
実際に副業を始める際には、依頼主企業との面談を経てからスタートとなるわけですが、できるだけ早く成果を出して相手の期待に答えてくことが非常に大切です。
副業を開始してから2週間~1カ月ほど経てば、依頼主の担当者も「あなたに副業をお願いしてよかった!」とか、もしくは「ちょっと失敗したな、、、」といった気持ちを感じ始めることでしょう。
最初のころに抱いた気持ちがその後に大きく変わるということは少ないので、副業を始めた最初の1カ月は特に重要な期間となるのです。
そのため、はじめて副業に取り組む場合はあまり無理をせずに、自分の得意な領域で勝負することができる案件から取り組んでいくことも大切になります。
③自分のキャパを超えないような案件を選ぶ
副業をはじめたての頃はやる気に満ち溢れ、なんでもやってやる!と言わんばかりの気持ちになると思いますが、自分のキャパを超えてあれもこれも手を出すのは危険です。
時間的・能力的なキャパを超えて副業を行うことは、依頼主の企業にも迷惑がかかりますし、自分にもその反動は返ってきてしまいます。
基本的に副業は成果で判断されますので、いくらやる気があっても能力が伴っていなければ意味がありませんし、身体を壊すまで時間を切り詰めて長時間働いても本末転倒になってしまいますよね。
自分のキャパシティを冷静に分析して、自分に合った副業から取り組んでいきましょう。
まとめ:営業マンも副業で稼ぐ時代に
今回は営業マンにおすすめの副業サービスをご紹介しました。
営業マンが営業系の副業をやることは、自身のスキルアップや新しい人脈形成、そして金銭的・精神的な余裕の確保など、非常に多くの恩恵をもたらしてくれます。いつでも余裕の感じられるビジネスパーソンは、品がありカッコイイですよね。
今後はさらに、営業マンでも副業に取り組むという方が増加していくことでしょう。あなたもこの波に乗り遅れぬよう、今回ご紹介した副業サービスを活用して副業を始めてみてくださいね。
補足:その他のおすすめ副業
当ブログ「Mizukiji」では、副業に関する記事を多数掲載しています。
営業代行以外にも、おすすめの副業はまだまだありますので、ぜひ下記の記事からチェックしてみてください。